培養水に添加することでミジンコの殖やすことができる添加剤です。
10L以上の容器での培養に向き、効率良くミジンコを殖やすことができることからメダカなどのブリーディングにおすすめです。
生クロレラなどよりも臭いが出づらいため(まったく無いわけではありません)、扱いやすいです。
※本品には活きミジンコ、ミジンコの卵は付属しません。別途ご用意ください。
使用例
- 容器を20~30℃を保つことができる、温度変化の少ない場所に設置します。
- カルキが抜けた水道水を用意して水温を25℃前後に保ち、ミジンコを入れます。
- 水10Lに対して本品を1ml、ミジンコは500~1000匹くらいを目安にスタートしましょう。
- スタート時に入れるミジンコが少ない場合はみじんこ増殖エキスを少なめに、ミジンコが多い場合はみじんこ増殖エキスも多めに入れるなど、状況に合わせて添加量を調整してください。
- 毎日、ミジンコ培養水10Lに対して1mlを目安に添加してください。
対象
ミジンコ
内容量
200ml
メーカーより
- 本品は粘性のある液体です。そのまま添加しても問題はありませんが、一度にたくさん添加する場合や、広い培養槽でのスタート時などには、水に溶かしながら添加してください。
- 広い培養槽で、少量のミジンコを使ってスタートする場合は、水量を少なめにした状態からスタートし、ミジンコの増殖にあわせて徐々に水量を増やしていく方法がおすすめです。
- ミジンコは、水道水に含まれるカルキ(塩素)に弱いので、培養水は、必ずカルキ抜き済みのものを使用してください。
- 20℃以下の環境では、ミジンコの増殖が極端に低下します。常に水温25℃程度を維持できる環境が適しています。
屋外や気温の変わりやすい場所では特に朝晩の水温差などに注意してください。培養槽は、直接地面に置くよりも少し高さのある場所に設置するほうが、地面からの温度変化の影響を受けにくくなります。
- ミジンコは殖えすぎると増殖が止まることがあります。適度に回収して魚に与えてください。
- 水面に油膜ができたり、白い膜のようなものが生じる場合は、ミジンコの数に対して、みじんこ増殖エキスの添加量が多いです。
- 水面の膜は、網で掬うなどして除去してください。
- みじんこ増殖エキスの添加量が多すぎた場合は、添加を1~2日お休みしたり、添加量を減らしたりして、様子をみてください。
- 水温の低下など、ミジンコが殖えにくい環境が原因で、みじんこ増殖エキスが消化されずに余ってしまって水面に膜ができているケースもあります。この場合は、添加量を減らすと同時に、培養する環境(特に水温)の見直しをおこなってください。
- スタートから3~4週間が経過している場合は、リセットしてください。
- ミジンコは脚などが折れやすいと言われています。移動の際は水ごと掬うなど、扱いに注意してください。
- エアレーションによる衝撃にも弱いため、浅めの培養槽を用意してエアレーション無しで培養するか、エアレーションの気泡が直接ミジンコに当たらないようにセットしてください。
- ミジンコを魚に与える時は、ミジンコの培養水を大量に魚のいる水槽へ入れないようにご注意ください。
- 本製品は特有の臭いがありますが、品質には問題ありません。
ご注意
- 説明書をよく読み、正しくお使いください。
- 本品には活きミジンコ、ミジンコの卵は付属しません。別途ご用意ください。
- ミジンコは殖えすぎると増殖が止まることがあります。(5匹/mlが限界目安)適度に回収して魚に与えてください。
- 本品はアクアリウム専用用品です。目的以外の用途では使用しないでください。
生産国
日本